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思いきって始めた#エモい投稿 その結果は

こんにちは。プロジェクトチームのタケゾエです。
今日は、行政が使って良いものか躊躇していた「エモい」という言葉を、思いきって使ってみた話をしたいと思います。

これってエモい?


市制50周年である令和4年度が始まって1ヶ月経った5月。
Instagramで新たに「 #エモい春日と銘打ったシリーズ投稿を始めたのをご存知でしょうか?
市制施行パレードの写真からとある駅前の写真など、春日市の過去50年間の懐かしい写真たちをInstagramに投稿しています。

★1972s47頃春日原駅前
1972年頃 とある駅の前

春日市保有のものでもたくさんの写真があり、当時を知らない私たちでさえノスタルジックな気持ちになるもので、「市民の皆さんにも昔を懐かしんでほしい」と思いこのシリーズ投稿を始めることにしました。

写真はモノクロのものからフィルムカメラの味のある写真と様々で、並べて見てみると写真家の個展なのではと思うほど心奪われるものでした。

そこで、ふと
「これっていわゆるエモいなんじゃない?」
と思いました。

巷でよく聞く「エモい」
実際に使ったことはなかったけれど、なんとなく意味は知っていたし、Instagramに投稿する時にハッシュタグも付けやすいんじゃないかと思い、「#エモい春日」を提案しました。

今更ですが、エモいとは

英語のemotional(エモーショナル)を由来とした、「感情が動かされた状態」、「感情が高まって強く訴えかける心の動き」などを意味する日本の俗語、および若者言葉のこと

エモいが若者の間で使われるようになった要因として、「ストレートに感情を表現できないモヤモヤが増えたため」とも言われています。

「言葉にならない感情が込み上げた」
でも
「この感情をどうにか伝えたい」
という思いからエモいは生まれたのかもしれません。

行政が使う“若者言葉"


行政の公文書や広報では、正確性を期すため曖昧な表現や、ましてや若者言葉といった類いはほとんど使われません。

今回、「#エモい春日」シリーズを始めるに当たって、果たして積極的に使って良いものかとても不安でした。
春日市制50周年記念公式Instagramのフォロワーは30~50代が多く、こちらが意図する部分がうまく伝わらない可能性もあり、フォロワー世代に受け入れられるのかという不安もありました。

けれど、エモい以外に適当な言葉が思いつかないし、
Instagramの投稿であるという特性を考えて、ここは思いきってエモいを使っても良いんじゃないか!
ということで、私たち広報PR班は満を持して「#エモい春日」投稿を始めたのでした。

やっぱりエモかった!


ドキドキのシリーズ最初の投稿。

★1972s47-3市制施行パレード
1972年 市制施行パレード

「エモいですね!」というコメントとともに、70件を超える🖤が付きました。

★1974s49にぎわう市民プール
1974年 にぎわう市民プール

その後の投稿にも、
「懐かしい!よく祖父が連れて行ってくれてました!」
「今のスポーツセンターの所にプールがあったね。懐かしい」
と続々とコメントが。

このシリーズで私たちが皆さんに感じて欲しかった
"懐かしさ"
そして、皆さんに思い浮かべて欲しかった
"春日市での思い出"
まさにemotionalが、「エモい春日」というフレーズとともに共有された瞬間でした。
エモいは、若者に限らず幅広い世代に通じる、という新たな発見でもありました。

当初の心配をよそに「エモい春日」は思わぬ盛り上がりを見せ、決して映えるとは言い難い写真でも、たくさんの🖤が付きました。
きっと人々が感じるエモいは、写真うつり云々ではなく、そこに写っているもの、出来事、思い出に隠れているのでしょう。

エモい春日の世界へ


Instagramでは現在、20枚ほどの「エモい春日」を投稿しています。
今後もまだまだ春日市のエモい写真を投稿していく予定です。
それと同時に、皆さんの春日市での思い出にも「#エモい春日」をつけた投稿を呼びかけています。
Instagramで、是非「エモい春日」と検索してみてください。そこには「エモい春日」の世界がひろがっていることでしょう!


予告にはなりますが、7月からはまた新しいシリーズ投稿を始める予定なので、引き続きInstagramをチェックしてくださいね!

リンク:春日市制50周年記念公式Instagram


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