市民みんなで春を祝おう。市の50周年ロゴに込めた想い
はじめまして。春日市制50周年記念事業プロジェクトチームのエノキダです。
今日は、市制50周年記念事業のロゴに込められた想いを紹介したいと思います。
50周年記念事業のロゴデザイン
50周年記念事業の“顔”とも言うべき「周年ロゴ」。
見出し画像にも設定していますが、改めて、こちらです!
どうですか?めちゃくちゃ良い感じじゃないですか?
お祝い感のある、目を引くピンク色。
男女問わず誰でも親しみやすいロゴになっています。
また、春日市の市名、寒い冬を乗り越えた希望に満ちた季節の「春」らしさを、桜の花びらをあしらって表現しています。
今回は、このロゴデザインを掘り下げて紹介したいと思います!
50周年記念事業のテーマ
まずは、市制50周年記念事業を展開していく上で掲げている「テーマ」を紹介します。
春日市の市制50周年記念事業のテーマは、「春を祝う。」です。
このテーマ(コピー)の意味は以下のとおりです。
「春」は、新しいことが始まる季節、喜び、温かさ、人の営み、人と人とのつながり、希望の光を連想させる言葉で、私たちの「まち」を表しています。
「祝う」は、過去の功績をたたえること、今という時間を共有し喜び合うこと、未来への飛躍と発展を展望すること、互いのつながりを実感し愛情にふれることを連想させる言葉で、50歳になる私たちのまちへの「想い」を表しています。
このテーマを考案した際、プロジェクトチームのメンバーが特にこだわったポイントは2つ。
1つは、なるべく短くすることでキャッチーにし、覚えてもらいやすくすること。
もう1つは、春日市でしか表現できないようなコピーにすること。
これら2つのポイントを反映した「春を祝う。」というテーマを根底に据えて、50周年記念事業を展開していきます。
市のブランドイメージロゴと同じデザイナーが制作
さて、話をロゴデザインに戻します。
このデザインを制作いただいたのは、東京の広告代理店で働く岩尾達郎さん。岩尾さんは、平成29年(2017年)度に実施した、春日市のブランドイメージ「みんなで春をつくろう」のロゴデザインを制作された方です。
このロゴデザインは、全国公募企画「Kasuga Brand Logo Award」で、国内外130作品の中から市民投票などを経て決定しました。
ブランドイメージ「みんなで春をつくろう」のロゴを制作された際は、ロゴデザインが素晴らしいのはもちろん、「花びらが向かい合って会話する」という春日市の市政運営の理念を体現しているような制作意図に強く心惹かれた記憶があります。
東京都在住でありながら、春日市が政策の中心に据えている「協働のまちづくり」の理念をこんなにも理解されている岩尾さん。
只者ではない。
50周年記念事業ロゴデザインの制作意図
ブランドイメージ「みんなで春をつくろう」のロゴデザインの完成度が高く、また50周年記念事業テーマ「春を祝う。」との関連性も高いことから、当初、50周年記念事業ロゴは、「ブランドイメージロゴデザインの花びらの色をピンクに変えようか」という構想もありました。
ところが、経緯を岩尾さんに相談してみたところ、快く新規デザインをご作成いただくことに(なんと5案も!!)。そんな岩尾さんから、今回の50周年記念事業ロゴデザインにも素晴らしい制作意図とメッセージをいただいています。
50周年記念事業ロゴデザインの制作意図(資料より)
春というはじまりの季節に、毎年、始まりを祝うことができる春日市。
「春を祝う」という美しい意志を尊重し、できるだけ、この言葉をシンプルに伝えるロゴデザインがいいなと思いました。
見た目上で感じる字面の重たさを、デザインの力ですこし軽やかにする、世代を超え、春を届けるアイコン「花びら」にその役割を託しました。キーカラーでもある桜色ピンクは、春の訪れとともにまちを彩る色にぴったりです。
市民の皆様が、春を感じ、春を祝うアクションへとつなげていく。その、きっかけになるようなロゴであることを願っています。
「プロジェクトチームの一員として、“市民の皆さまが、春を感じ、春を祝うアクションへとつなげていく”、そう胸を張って言えるような事業になるよう、盛り上げていきたい」と、この制作意図を見るたびに身が引き締まります・・
以上、春日市制50周年記念事業のロゴデザイン紹介でした。
今後、市内の至るところで、この記念ロゴデザインを「のぼり旗」や「横断幕」などの形で掲げていく予定です。
もし、「イベントのときに横断幕を掲げてもいいよ」なんて方がいましたら、ぜひ事務局(経営企画課)までご連絡ください!!
詳しくは次のリンク先をご確認ください。
市制50周年記念事業も、このnoteアカウントもまだまだこれから。
応援よろしくお願いします!