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Dear.春日に生きるあなたへ~あなたの物語を募集します~

こんにちは。プロジェクトチームのタケゾエです。
久しぶりの投稿になってしまいましたが、今日はお知らせがあります。


市制50周年の令和4年度も、もう残り2か月ほどとなりました。
令和5年4月から春日市は次の50年に向けて新たなスタートを切ります。

そこで、全国の春日市にゆかり(想い)のある方たちから、今を生きる春日市民や次代を生きる春日市の子どもたちなどへ、思い出や伝えたいこと、自分の想いなどを書き留めた手紙を募集し、展示することで、新たなスタートを後押ししてもらう
『Dear.春日に生きるあなたへ』を企画しました。

共通項は"春日市"ということだけ。
顔も名前も知らない誰かに宛てて、自由に手紙を書いてみませんか?

※募集内容だけ知りたい方は、目次から「手紙の募集について」に飛んでください。


企画に込めた想い


きっかけは、ボランティア活動で出会った70代のおじいさんの話でした。

「自分が昔仕事をしていた時は、年に5日ほどしか休みがなくて、出張も多くほとんど家にいなかった。当時はただがむしゃらに働いて生きていた。定年を迎え、やっと一息ついた頃から身体の至るところにガタが出始めた。目もほとんど見えなくなって、あの時あんな働き方をしたせいかと、それが原因かどうかは分からないけどそう思うようになった。身体は大事にせないかんのです。今は分からないかもしれないけど、人生は長い。70歳、80歳になった自分を大切に想って生きないかんのです。」

おじいさんの話はなぜか説得力があって、すっと私の中に降りてきました。
祖父から同じような話をされてもきっと「はいはい、分かってるよ。」と聞き流してしまったと思います。
たまたま出会ったおじいさんの全く知らない物語で、説教じみたものでもなく共感を求められるものでもなかったからこそ、素直に聞くことができ、その時の私の心に響いたんだと思います。

「あぁ、最近忙しくて誰かの幸せな話や苦労話とかを聞く機会なんてとんとなかったな」

「時代は違えど長く人生を歩んできた人の話は、これから私が生きていく上でのヒントになるのかもしれない」

「もっといろんな人の物語を聞いてみたいな」

ふとそう思いました。
と同時に、私だけじゃなく他の誰かにとってもそうかもしれない、と思いました。

今を生きる私たちは、目まぐるしい日々にのまれ、かけがえのないものや大切な何かに触れる機会を知らず知らずのうちに取りこぼしている気がします。
人には誰にしも物語があって、それは時に苦しい思いをしたことや後悔をしたことなどハッピーエンドばかりではないかもしれませんが、そんなリアルな物語は誰かの背中を押し、大切な何かを届けることができるかもしれないと思いました。

ちょうどその頃、50周年のクロージングに向けて何か企画できないかと考えていたので、"誰かの物語を誰かに届ける"そんなイベントを企画しようと思ったのです。

以前、個人的に参加した『LETTERS-文通から始まる共同体-』という、全く知らない相手と文通をする企画がとても面白かったので、それを参考に手紙で物語を募集することにしました。
手紙を書くのってちょっと面倒だし、少し緊張するものだと思います。
でも、こんな機会じゃないとゆっくり時間をかけて自分や日常を振り返ることもないのではないでしょうか。
自分と向き合う、たまにはそんな時間もありだと思いました。


春日市には約11万人の市民がいて、市内に通勤・通学する人などを合わせると、もっと沢山の人が春日に生きています。
そんな沢山の春日にゆかりのある人からの物語が、今、春日に生きる人たちの心に届いて、その人のまた新しい物語となる。今回の企画で、手紙を通した想いのつながりが生まれたら良いなと思っています。
人の数だけ想い(物語)がある。
次の50年後も沢山の想いで溢れた春日市であることを願って・・・。

手紙の募集について


◆募集期間:2月1日(水)~3月12日(日)
◆応募方法:郵送もしくは回収ボックス(市役所、市民図書館に設置)に投函
(郵送先:〒816-8501 春日市原町3丁目1番地5 春日市経営企画課企画担当)

◆手紙について:①便箋やはがきなどB5(182×257)以内で、片面1枚に書いてください。②手書きを推奨しています。絵手紙でも構いません。③手紙の最後にペンネームを書いてください。
※手紙は展示しますので、個人情報などは記載しないようお願いします。なお、手紙の内容は市役所で確認し、内容によっては展示できないと判断する場合もありますので御了承ください。また、展示スペースの都合で、全ての手紙を展示できない場合があります。
※手紙の返却は行いません。


手紙の展示について


届けられた手紙は、下記の期間中に市役所に展示します。
また、市制50周年記念公式Instagramでも公開します。

◆手紙の展示:3月27日(月)~4月11日(火)
      (場所 春日市役所1階市民ホール)
◆市ウェブサイト:https://www.city.kasuga.fukuoka.jp/shisei/shisei/1009226/1009923/1009924/1011532.html

◆Instagram:https://instagram.com/kasuga_50th?igshid=ZDdkNTZiNTM=


市制50周年記念事業のラストイベントとなります。
新たなスタートを切る春日市に、たくさんの想いを届けてください。
皆さんからの手紙をお待ちしています!

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