50周年を盛り上げる庁内報 その名も『Haruiwa Times』
春日市職員の50周年への機運を高めるために、職員向け広報誌(庁内報)を制作したことについてお話したいと思います。
こんにちは。プロジェクトメンバーのタケゾエです。
最近仕事終わり夜道を歩きながら、周りに人がいないときちょっとだけマスクを外してみるんですが、冬の匂いの中にも少し春の訪れを感じる気がします。
マスクをするようになって、四季の匂いを感じる機会がうんと減ってしまい、もはや懐かしい匂いになりつつありますが・・・
今年も春がやってきますね。
さて、私たちプロジェクトメンバーは、皆で市制50周年記念事業に取り組んでいて、各々が役割をもってプロジェクトを進めています。
私は「広報PR班」として、その名のとおり市制50周年を広報するための企画を考えたり、ツールの制作をしたりしています。 このnoteの投稿もその一つです。
前回の「noteの投稿を通して伝えたいこと」でお話したとおり、広報PR班の使命は、第一に市民の皆さんの市制50周年への関心を高めることだと思っています。
行政よがりの事業で終わらないよう、市全体で市制50周年を祝いたいからです。
と同時に、もう一つの使命。
"職員の市制50周年への関心を高めること"
プロジェクトメンバーの中に、市制30周年の時もメンバーとして携わった職員がいるんですが、市制30周年の時は職員全体の盛り上がりに今一つ欠けていたところもあったそうです。
今回の市制50周年はその反省も活かして、職員全体で周年事業に取り組み、盛り上がりたい!
メンバーからはそんな声が多くあがりました。
初めてのインナーブランディング
私たち広報PR班は、市制50周年の理念や方針を職員に浸透させ関心を高めてもらうために、インナーブランディングについて考えました。
○職員にどうなってほしいか
○なぜ関心が高まらないのか
○どのような手法なら関心が高まるか
考える上で大事にしたのは、職員が「自発的に」興味を持つこと。
全員が全員、関心高く周年事業に関わってくれたら嬉しいのですが、それはなかなか難しいんじゃないかと思っています。
そこで、100人のうち20人だけが深く関わることよりも
100人のうちほぼ全員が、深くは関われないかもしれないけれど、周年事業に対し自発的に興味を持ち続けてもらうことを重視しました。
そして制作することになったのが職員向けの庁内報。
名付けて『Haruiwa Times』
Haruiwa = Haru wo iwau(春を祝う。)
を短縮した言葉です(安直ですが、広報PR班でかなり考えました。)。
インナーブランディングとして、多くの企業が取り組んでいる「社内報」と同じようなものです。最初は、職員全員のプロフィールを載せて職員アルバムのようにしたり、毎回「春日市内のおすすめの場所」とかテーマを決めて職員から情報を募って載せたり、職員参加型の内容を考えていました。
自発的に興味を持ってもらうためには、ジブンゴトにしてもらえばいいと思っていたからです。
広報PR班で案をまとめて他のメンバーにも意見を聞いてみたところ、紙面の内容が職員の力量に左右されてしまうこと、ハードル高く感じる職員もいるんじゃないかということで、この案はあえなく不採用に。
最初はスロースタートで、50周年プロジェクトの始動や基本理念・基本方針の発信、50周年事業の取組などについてお知らせする庁内報にすることになりました。
インパクトを残したメンバー写真
50周年プロジェクトの始動をお知らせする中で、私たちプロジェクトメンバーの紹介ページも入れることになったんですが、他のページを結構オシャレに作り込んでいたのもあり、顔写真を並べた紹介ページはなんだか卒業アルバムのようになってしまい・・・
どうにかならないかと色々悩んだ結果、メンバーの顔をイラストタッチで載せたらお洒落になるんじゃないかということで、顔写真をアプリで加工してイラスト風にしたのが、こちら。
これが思いの外面白かったらしく、発行後に多くの職員から反響をもらいました。
「顔のイラストは誰かが描いたの?」
「タケゾエさん、全然顔違うくない?」
「○○さんの写真使ったやろ~」などなど
・・・写真は間違いなく私なんですが笑
メンバー紹介ページは大きなインパクトを残したらしく、Haruiwa Timesはまずまずの滑り出し。
"市制50周年に向けてプロジェクトが始動している"ということを認識してもらえて、少しは関心が高まったんじゃないかなと思います。
編集長の想い
このHaruiwa Timesは、同じ広報PR班のキタガワさんが編集長として制作しました。そんな編集長に突撃インタビューをしてきました。
ーーHaruiwa Timesを発行するにあたって、どんなことを考えましたか?
キタガワ:「職員それぞれが業務を抱える中で、なるべく負担をかけずに、気軽に読んで(知って)もらいたい。」「ついつい手に取り、読みたく(知りたく)なる工夫とは?」
そんなことを考えていたのでしょうか・・・正直言うと、初めは手探り状態だったかなと思います。
ーー初めて広報紙を制作したと思うんですが、参考にしたものや工夫したことはありますか?
キタガワ:堅苦しい協議録ではつまらないし、読むのに時間がかかってしまうので、写真やイラストを効果的に交えながら情報を伝え、気軽に読めるような"雑誌"を目指しました。
普段読まないジャンルの雑誌もめくり、伝えたいことと文字量のバランス、写真やイラストの効果的な使い方、デザインなどを参考にしています。
ーーHaruiwa Timesの今後の展望を教えてください!
キタガワ:"大切な50周年"のこの節目に、"春日市"や"春日市で働くこと"への想いの醸成のきっかけとなるような庁内報が最終目標です!
まずは、最新号が楽しみになるような工夫をしていきたいと思っています!
まだまだ試行錯誤ですが、少しでも多くの職員に関心をもってもらい、令和4年の市制50周年を迎える頃には全職員をあげてお祝いできるよう、盛り上げていきたいと思います!
春日市職員のワクワクが
春日市全域に届きますように!!